2月 2016

無料楽譜の利点と注意しなければならない事

インターネットの発達した現在、楽譜を無料で手に入れる事ができるようになりました。 特に有名なIMSLP(ペトルッチ国際音楽ライブラリー)では、作曲家の死後数十年経って著作権の切れた楽譜をダウンロードできます。 IMSLP 通常購入すると以上なくらい高い楽譜も、この...

笛僧 2016-02-25

フルート使用後の手入れ:5つのポイント

フルート使用後の方法について、なぜそうするのかという理由をもう一度見直してみます。 なんとなくフルートを組み立て演奏し、終わったら管内の水滴をとり表面をクロスで拭いますが、よく起こりがちな良くない方法をご紹介します。

笛僧 2016-02-24

フルートの頭部管の角度と抜き具合について

フルートを吹く上で最も大切なことは、 楽器を適切に組み立てる という事でしょう。 いくら良いアンブシュアや指のテクニックを持っていても、楽器の組み立て方が正しくなければいずれ支障をきたします。 頭部管の角度と抜き加減は、思っている以上に音色に大きな影響を及ぼしています。 ...

笛僧 2016-02-21

未来のテクノロジーと音楽のあり方について

テクノロジーの発展に伴い、数年前には考えられなかったような音楽体験ができるようになりました。 ライブ演奏しか聴けなかった時代から、レコード、ラジオ、CDやテレビ、DVDやブルーレイといったメディアの時代を経て、ここ数年ではユーチューブなどのライブストリーミングでの音楽体験とい...

笛僧 2016-02-21

一人でフルート四重奏曲を吹いて多重録音した話

フルート四重奏のアンサンブルには欠かせない名曲の一つに、ボザ作曲「夏山の一日」があります。 私はフルートを始めた小学生の頃から長年、CDでこの曲を聴くことが楽しみでした。 そしていつか演奏したいと夢見ておりました。 幸いなことに音大に入ってから、先輩、後輩、同級生たちとこ...

笛僧 2016-02-20

フルートの替え指について

『替え指』とは、通常の指使いでは演奏することが難しいパッセージのために、通常とは異なる指使いのことです。 また、音程が悪い箇所や、出づらい音のためにも用いられます。 今回は、いくつか有名な替え指について解説します。 運指の表記については、『 4オクターブの運指表 』...

笛僧 2016-02-19

春をテーマにしたクラシック曲(音源あり)

暖かい日が数日続いて、もう春になったかと思いきやまた急に寒くなって、なんだ、まだ春じゃなかったのか、と少しがっかりしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。 私が今住んでいる地域では、今朝はよく晴れて暖かかったのですが、いまふと窓の外を見たら雪が積もっていて驚きました。...

笛僧 2016-02-17

タンギングの種類

特にバロック物を演奏するときに重要になってくることは、” タンギングを使い分ける ”ということでしょう。 多彩なタンギングを使い分け、繊細なアーティキュレーションで音楽を表現するということは、バロック音楽において特に重要なことであったと考えられています。 ダブルタンギン...

笛僧 2016-02-17

フルートの調整に関していくつかの所見

Top  >  フルートとフルート奏法  > 新しい楽器 オーケストラで働く管楽器奏者なら、新しく購入した楽器で合奏しなければいけない状況で、他の管楽器の音程に変化が生じたり、またおそらく指揮者も邪魔の原因となることを経験している。しばしば、楽器に影響する欠点はこのよ...

笛僧 2016-02-15

フルートは材質によって音が違うか

おそらく理論と実践との間で一般的に決着がついていないテーマの一つに、フルートの材質が変わると音色にどのように影響するのかということがあります。 音楽音響学では、フルートの音色は材質によって変わるものではないそうです。 理論上は、材質でフルートの音色は変わらないけれども、...

笛僧 2016-02-13

暗譜をする際に意識すること

今回は暗譜するコツついて書いてゆきます。

笛僧 2016-02-11

フルートのメーカーと材質に関するアンケート結果と新しいご質問

先週、このブログで試みに行った、フルートメーカーと材質に関するアンケートにたくさんのご回答をいただきました。 テストを兼ねたアンケートにもかかわらず、ご協力いただいた皆様方、どうもありがとうございました。

笛僧 2016-02-11

確実なテクニックのための指の練習

Top  >  フルートとフルート奏法  > フィンガーテクニック 指の動きの妨げとなる原因を、通常の方法よりもはるかに詳細に検討することで、正確なリズムで指を動かす技術を確実に獲得できる。確実なフィンガーテクニックとは、全ての指を同時に素早く、要求された速度で正確に意...

笛僧 2016-02-10

日本の五音音階について(ペンタトニック)

日本の5音音階について勉強する機会があったので、簡単にまとめてみます。

笛僧 2016-02-09

倍音とフラジョレット

Top  >  フルートとフルート奏法  > 全ての2、3オクターブは聴こえない幾つかの音を含んでおり、倍音という。 主に、楽器の低い音でフラジョレットで奏するとはっきりと聴き取れる。 オーバーブローによって1オクターブ、5度、3度の音が出される。 ...

笛僧 2016-02-08

装飾音、トリルについて

Top  >  フルートとフルート奏法  > トリル記号の説明 トリルを実施するときには、次の記号が用いられる。 トリル記号 また、短いトリルは次の記号が用いられる。 短いトリル(プラルトリラー) トリルを行うときには主音を、速い動きで隣り合...

笛僧 2016-02-07

フルートを吹くときの衣装についての考察

演奏会の時に何を着るかということに関して、特に女性は熟慮されていると思われますが、音響面で何を着るかと考えられることはほとんど無いかと思います。 着こなしに関して私は人様にご意見できるようなセンスは残念ながら全く無いので、今回はあえて、どういった服を着れば音響的にすぐれてい...

笛僧 2016-02-07

フルートのメーカー、材質についての質問

皆さんはどのメーカーのフルートを使っていらっしゃいますか? また、その材質は何でしょうか?

笛僧 2016-02-04

循環呼吸をマスターしよう

ここでは、循環呼吸をマスターするための練習方法をまとめています。

笛僧 2016-02-04

レガートについて

Top  >  フルートとフルート奏法  > レガートとは レガートで繋がれた音とは、音と音の間に途切れる隙間なく吹かれたものである。 技法にかなった理想的な音のレガートを習得するためには、タンギングのように綿密な研究を要求する。その成果を得るためには、各音に完...

笛僧 2016-02-03

フラッタータンギングについて

Top  >  フルートとフルート奏法  > フラッタータンギングは本来、タンギングの技術ではなく子音Rの発音から生まれた、口蓋帆と口蓋垂(※訳注:舌や喉、および喉ぼとけ周辺)の振動である。これを用いる事で驚くような効果を上げ、特に鳥の鳴き声を真似る時などには重要である。...

笛僧 2016-02-02

フルートの4オクターブ目の運指表【厳選版】

使う機会はあまり多くはありませんが、時々演奏しなければならない4オクターブ目の運指表です。 現代曲や後期ロマン派のオーケストラ作品(マーラーやリヒャルト・シュトラウス等)ではよく出てきます。 教則本に載っている4オクターブ目の指使いは、音が出づらいか、もしくは出ても音程があま...

笛僧 2016-02-02

フルートの指がうまく回らないときの3つの対処法+指トレ

フルートの難しいパッセージがどうしてもうまく行かない時には、どういった練習をすれば良いのか、効果的な3つの練習方法をまとめてみました。 音階練習、リズム練習、そしてゆっくり練習する方法について簡単に説明しています。 (2021年10月追記)新たに『 楽器がなくてもいつでも簡単に...

笛僧 2016-02-01