サン=サーンス作曲『鳥かご』動物の謝肉祭より。オーケストラスタディー
サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」より第10曲目の「鳥かご」は、オーケストラのオーディションに頻繁に出題されます。 この曲では、ダブルタンギングと指の正確性が要求されます。 また低音から高音への素早い跳躍も要求されます。 音楽性も忘れてはならず、...
サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」より第10曲目の「鳥かご」は、オーケストラのオーディションに頻繁に出題されます。 この曲では、ダブルタンギングと指の正確性が要求されます。 また低音から高音への素早い跳躍も要求されます。 音楽性も忘れてはならず、...
オーケストラのフルートのオーディションを受ける際、ほぼ必ず課題曲になるブラームスの交響曲第四番、第4楽章のフルートソロの解説です。 この記事では楽譜とともに作曲された背景、分析、演奏のポイント、参考音源と練習用の伴奏音源を紹介します。
普段から効率的に練習することは、上達のための近道です。 上達を感じることができれば、フルートを吹く楽しみはより大きくなるでしょう。 この記事では効率よく練習するためのポイントと、実際に私が行なっている方法を、覚え書きとして文字に起こしてみますので少しでも参考にして...
もう5年ほど、私は普段からiPadに楽譜を入れてフルートの練習に使っています。 紙の楽譜をスキャンしたり、IMSLP(ペトルッチ国際楽譜ライブラリー)で公開されている著作権の切れた楽譜をダウンロードしたものを、Piascore(ピアスコア)というアプリで管理しています。 楽譜を...
タンギングは、フルートを演奏する際に最も重要な技術の一つです。 フルートで音を出す際に、舌を口の上部にあてて息が唇に流れないように止めます。 息がせき止められることにより圧力が高まり、舌を解放したときにはっきりとした音の立ち上がりで発音することができます。 こ...
ライネッケのフルート協奏曲ニ長調Op.283はフルートのための重要なレパートリーですが、作曲された背景は意外に知られていません。 今回は作品の書かれた経緯や、献呈されたシュヴェードラーに関することを書いてみました。
モーツァルトのフルート協奏曲はフルート作品の中でも、最も多くの異なる版が出版されています。 アーティキュレーションやカデンツ、そして最も異なるのが伴奏譜でしょう。 今回は伴奏譜をいくつか紹介し、それぞれの特徴について書いてみます。
リップクリームとフルート 今冬はとても寒く、私の住んでいる地域でもかなりの降雪がありました。 そのような気候の時に外をあるくと、唇がとても乾燥します。 私は普段からリップクリームは塗らないのですが、さすがに乾燥しすぎて唇の皮がささくれだってしまったので1週間ほどリ...
現代の演奏家にとって「原典に忠実な演奏」ということは、もはや避けて通れない問題でしょう。 一昔前なら偉大な演奏家が出版した楽譜には、その演奏家が付け足したアーティキュレーションやニュアンス、さらには音の変更など、現代では考えられないような「校訂」が行われていました。 ...
2017年12月にアメリカのApogee社から発売されたコンデンサーマイク『APOGEE Mic+』。 普段からのフルートの練習をできるだけ高音質に録音したいので、持ち運びやすく、かつハイレゾに対応したマイクを探していました。そしてこのマイクを見つけました。 Apo...