練習時間が足りない人に役立つ3つのフルート練習法
もっとたくさん練習できれば上手くなれるのに。
フルートが好きでもっと吹きたい方にとって切実な悩みです。
練習の環境や、毎日やらなければならないことに追われてなかなか練習時間を確保するのが難しい方もいらっしゃると思います。
ご近所さんへの迷惑も考え、家では1時間も練習できなかったり、家に帰ってくるのが夜遅いのでなかなかまとまった練習時間が無い方へオススメです。
あまり話題に取り上げられることはありませんが、音を出さなくてもできるフルートの練習方法をまとめてみました。
”ホイッスル”というとなんだか大きな甲高い笛の音がしそうなイメージがありますが、とても小さな音が出ます。
壁がよほど薄い住居でない限り夜に練習しても大丈夫な方法です。
やり方は、普段通りフルートを組み立て構え、唇にリッププレートをあてます。
そして一番低いドの指づかいで、ゆっくりと静かに息を出しヒューヒューと音を出します。
少しやっているとヒューヒューと良く鳴るポイントが見つかるかと思います。
普段フルートを吹くときよりも少し歌口の上のふちを狙います。
コツは、アンブシュアを力まずに、頬や口の力を抜くと上手くいきます。
はじめは綺麗な音を出すのは難しいですが、毎日少しずつで良いので練習するだけで効果絶大です。
この練習をすることでアンブシュアの柔軟性が増し、普通にフルートを吹いた時に音色が良くなったり、吹きやすくなると思います。
コツをつかむのが難しいので、レッスンで先生にホイッスルトーンのやり方を教えてもらいましょう(もしかすると、先生もできないことがあるかもしれません)。
これはフルートを持っていない時にも、いつでもできる方法です。
フルートを始めたての初心者からプロまで大きな悩みは、リズムが上手く取れない難しい箇所です。
そのような曲を練習していて、いつまでたっても上手く出来ないとモチベーションが下がってきます。
そんな時はフルートをまず机の上に置き、手ぶらで楽譜を見てみましょう。
何度さらってもできなかった小節を区切って見てみましょう。
さて、そこは何拍子の箇所ですか?
次に、指揮者のように右手(利き手が左なら左手でも構いません)でその拍子を振ってみましょう。
曲の本来のテンポよりもかなり遅めに練習することがポイントです。
そして指揮をしながら声を出して音名を歌ってみましょう。
もし難しければ音程はつけなくても良いので、ドレミファと音名で難しい箇所をリズムをとりながら歌うことが大切なのです。
少しできるようになってきたら、今度は正しい音程で、楽譜を見ないで歌ってみましょう。
まだ完全に覚えていなければ再び楽譜を見て、覚えたら楽譜を見ないでを繰り返すうちに、いつの間にか曲がしっかり頭に入ります。
そして楽譜を見なくてもスラスラと歌えるようになったら、だんだんとテンポを上げてゆき、最後は理想のテンポで振って歌ってみましょう。
何日間かこの練習を繰り返せば難しい箇所が必ずできるようになりますので、ぜひ練習してみましょう。
音楽マニアの方や、専門的に音楽を勉強しようとしている方は、曲を分析してみましょう。
和声、楽式などの作曲法を学べば、より曲を深く理解できるようになります。
楽曲分析をやってみたいけれど、何をやったら良いのかわからないという方へは次の本をお勧めします。
独学でもできるようになります。
時々、アマチュアの方に音大生顔負けなくらい音楽を勉強されている方もかなりいらっしゃいます。
というよりも、ほとんどの音大生が自分の楽器の練習以外、音楽の勉強をほとんどしていないと言った方が正しいのかもしれませんが。。。
和声や楽曲分析が得意な方は、ぜひご自身の練習されている曲の分析をし、できれば紙にしっかりと書き出すことをおすすめします。
そして誰かに自分の分析したものを見てもらいましょう。
他人に見てもらうためにはかなり掘り下げて勉強しなければなりませんし、その分、分析の精度も増します。
曲を詳細まで分析するとその曲が頭の中にすっぽりと入り、自分が今やっているフレーズの意味が理解できたり、作曲家の意図や他の声部が何をしているのかわかったりして、より良い演奏を目指すことができます。
ぜひたくさん分析をし、いろいろな新鮮な発見をしてください。
以上、フルートを吹かなくてもできる練習方法を書いてみました。
もちろんこれらの方法はあくまでもサプリのようなもので、サプリだけ飲んでご飯を全く食べないと力が出ず身体にも良くないように、毎日フルートを吹かないでこれらの方法を試してもかえって悪い癖がついてしまうかもしれません。
ほんの少しの時間でも良いので、フルートで音を出し、フルートを吹く本当の喜びを毎日感じてくださいね。
追記:このような道具を使っても、音を出さないで練習できそうです。
フルートが好きでもっと吹きたい方にとって切実な悩みです。
練習の環境や、毎日やらなければならないことに追われてなかなか練習時間を確保するのが難しい方もいらっしゃると思います。
ご近所さんへの迷惑も考え、家では1時間も練習できなかったり、家に帰ってくるのが夜遅いのでなかなかまとまった練習時間が無い方へオススメです。
あまり話題に取り上げられることはありませんが、音を出さなくてもできるフルートの練習方法をまとめてみました。
ホイッスルトーン
”ホイッスル”というとなんだか大きな甲高い笛の音がしそうなイメージがありますが、とても小さな音が出ます。
壁がよほど薄い住居でない限り夜に練習しても大丈夫な方法です。
フルートのホイッスルトーンのやり方
やり方は、普段通りフルートを組み立て構え、唇にリッププレートをあてます。
そして一番低いドの指づかいで、ゆっくりと静かに息を出しヒューヒューと音を出します。
少しやっているとヒューヒューと良く鳴るポイントが見つかるかと思います。
普段フルートを吹くときよりも少し歌口の上のふちを狙います。
はじめは綺麗な音を出すのは難しいですが、毎日少しずつで良いので練習するだけで効果絶大です。
次は、ドの指使いのまま、ド、ミ、ソ、♭シと各音を出してみましょう。
この練習をすることでアンブシュアの柔軟性が増し、普通にフルートを吹いた時に音色が良くなったり、吹きやすくなると思います。
コツをつかむのが難しいので、レッスンで先生にホイッスルトーンのやり方を教えてもらいましょう(もしかすると、先生もできないことがあるかもしれません)。
楽器を持たないで譜読み
これはフルートを持っていない時にも、いつでもできる方法です。
フルートを始めたての初心者からプロまで大きな悩みは、リズムが上手く取れない難しい箇所です。
そのような曲を練習していて、いつまでたっても上手く出来ないとモチベーションが下がってきます。
そんな時はフルートをまず机の上に置き、手ぶらで楽譜を見てみましょう。
何度さらってもできなかった小節を区切って見てみましょう。
さて、そこは何拍子の箇所ですか?
次に、指揮者のように右手(利き手が左なら左手でも構いません)でその拍子を振ってみましょう。
曲の本来のテンポよりもかなり遅めに練習することがポイントです。
そして指揮をしながら声を出して音名を歌ってみましょう。
もし難しければ音程はつけなくても良いので、ドレミファと音名で難しい箇所をリズムをとりながら歌うことが大切なのです。
少しできるようになってきたら、今度は正しい音程で、楽譜を見ないで歌ってみましょう。
まだ完全に覚えていなければ再び楽譜を見て、覚えたら楽譜を見ないでを繰り返すうちに、いつの間にか曲がしっかり頭に入ります。
そして楽譜を見なくてもスラスラと歌えるようになったら、だんだんとテンポを上げてゆき、最後は理想のテンポで振って歌ってみましょう。
何日間かこの練習を繰り返せば難しい箇所が必ずできるようになりますので、ぜひ練習してみましょう。
楽曲分析
音楽マニアの方や、専門的に音楽を勉強しようとしている方は、曲を分析してみましょう。
和声、楽式などの作曲法を学べば、より曲を深く理解できるようになります。
楽曲分析をやってみたいけれど、何をやったら良いのかわからないという方へは次の本をお勧めします。
独学でもできるようになります。
時々、アマチュアの方に音大生顔負けなくらい音楽を勉強されている方もかなりいらっしゃいます。
というよりも、ほとんどの音大生が自分の楽器の練習以外、音楽の勉強をほとんどしていないと言った方が正しいのかもしれませんが。。。
和声や楽曲分析が得意な方は、ぜひご自身の練習されている曲の分析をし、できれば紙にしっかりと書き出すことをおすすめします。
そして誰かに自分の分析したものを見てもらいましょう。
他人に見てもらうためにはかなり掘り下げて勉強しなければなりませんし、その分、分析の精度も増します。
曲を詳細まで分析するとその曲が頭の中にすっぽりと入り、自分が今やっているフレーズの意味が理解できたり、作曲家の意図や他の声部が何をしているのかわかったりして、より良い演奏を目指すことができます。
ぜひたくさん分析をし、いろいろな新鮮な発見をしてください。
まとめ
以上、フルートを吹かなくてもできる練習方法を書いてみました。
もちろんこれらの方法はあくまでもサプリのようなもので、サプリだけ飲んでご飯を全く食べないと力が出ず身体にも良くないように、毎日フルートを吹かないでこれらの方法を試してもかえって悪い癖がついてしまうかもしれません。
ほんの少しの時間でも良いので、フルートで音を出し、フルートを吹く本当の喜びを毎日感じてくださいね。