練習ノートを作ろう!もっと上達するための10のコツ
吹奏楽部や地域のブラスバンドやジュニアオーケストラといった団体に所属している中高生、音大で本格的に勉強している音大生、趣味で楽器を始めてもっと上手くなりたいと思っている音楽愛好家に良い練習の仕方があります。
それは、練習ノートをつけることです。
自分で練習ノートを作り、自分がやらなければならない練習をどんどん書き込んでゆけば、上達も早まりますし何よりも楽しいです。
では、練習ノートとはどんなものなのか説明してゆきます。
普段練習していてもっとここが上手くなりたいと思うことはありますよね。
タンギングが遅い、指がまわらない、音色を改善したい etc.
そんな時は練習ノートをつけましょう。
市販の音楽用五線紙のノートでも構いませんし、ヘンレやペータースといった有名な楽譜出版社からもノートが出ているので、そういったものを購入しても良いかと思います。
それは、練習ノートをつけることです。
自分で練習ノートを作り、自分がやらなければならない練習をどんどん書き込んでゆけば、上達も早まりますし何よりも楽しいです。
では、練習ノートとはどんなものなのか説明してゆきます。
練習ノートとは?
普段練習していてもっとここが上手くなりたいと思うことはありますよね。
タンギングが遅い、指がまわらない、音色を改善したい etc.
そんな時は練習ノートをつけましょう。
市販の音楽用五線紙のノートでも構いませんし、ヘンレやペータースといった有名な楽譜出版社からもノートが出ているので、そういったものを購入しても良いかと思います。
使いすぎてくたびれたヘンレ版音楽ノート |
ヘンレ版やペータース版は、いつも使っている楽譜の表紙のような見た目なので、私は練習するときになんとなくモチベーションが上がっています。
練習ノートは長く使うものなので、少し良いものを購入することをお勧めします。
段数は12〜14段のA4以上のものが見やすく、また書きやすいです。
だいたい300〜500円くらいで購入できます。
練習ノートを作る際のコツ
では、実際にどうやって練習ノートを作れば良いか、いくつかコツを書いていきます。
書き込みすぎない
これは飽きっぽく面倒くさいことが好きではない私が、最も大切にしている条件です。
自分が上手くできないことを、必要最低限だけ書き込め良いと思います。
あれもこれも書き込むと、膨大な量を毎日練習しなければならなくなってしまうのでおすすめできません。
ご自身が今一番必要だと思ったことのみを書き込んでゆきましょう。
また、音符を手で書くという作業はやってみると結構大変なので、作曲家の苦労などもほんの少しだけ共感することができます。
ポイント1:できるだけ少なく書きこむ
苦手なことを先に書き込む
楽器を吹く上で苦手なことを、始めのページの方に書き込みましょう。
ビブラートが不得意なら、ビブラートのための練習や、自身で大切だと思ったことを書き込んで行きます。
私はタンギングが何よりも苦手なので、一番初めのページにタンギングのための練習を書いています。
汚い楽譜ですみません。丁寧に書き込み、丁寧に楽譜を扱いましょう(自戒) |
間隔は多めにとる
後々、練習方法の新しいアイディアを思いついた時にどんどん書き足せるよう、隙間は多めにとりましょう。
おそらく練習ノートの全てのページが埋まってたりなくなってしまうことはなかなかないと思われます。
1ページに1つの苦手なことを書き込んで行くと良いでしょう。
また、1ページに色々と書きすぎると、練習していて嫌気がさしてくるので、広めにとることでモチベーションの低下を回避できます。
楽譜をコピーして貼り付けよう
普段からたくさんの楽譜を持ち歩かなくてはいけないことがあるでしょう。
練習曲や基礎練習など、数ページしか使わないにもかかわらず分厚くて重たい楽譜を持ち歩くのならば、必要なページをコピーし、練習ノートに貼り付けます。
日課練習なども書き込んだり、コピーして貼り付けよう
日課練習もコピーして貼り付ければ、不得意な箇所に心置きなく書き込むことができますし、アイディアや練習方法などもすぐに書き込むことができ大変便利です。
そして作成した練習ノートは毎日使い、楽器とともに練習ノートも持ち運びましょう。
そして練習中や何かをしている時に、思いついたアイディアを素早く書き込みましょう。
曲の難しいパッセージを書き込もう
練習している曲でどうしてもできないパッセージやフレーズは1、2小節くらいに分け、書き込みましょう。
また、どうやったら吹けるようになるかアイディアも書き込みましょう。
リズム練習などの方法も書き込むと良いです。
不得意なパッセージも折に触れて練習していれば、昔演奏した難しい曲を数年経ってもテクニック面であまり苦労せずに演奏することができます。
普段気になった時にもサッと使えることを書き込む
私は、自分が普段あまり使わないジャズやポップスなどの、さまざまな音階の名称が気になった時にサッと見られるように、音階早見表を作ってみました。
気になった時にさっと調べられるノートを作るよう心がけることも大切です。
音楽用語、表情記号など書き込もう
音大や音高を受験する際に必要なのは、膨大な量の音楽用語を覚えることです。
普段から忘れた時にもすぐに見られるよう記入しておきましょう。
自分の書いた音符を味わおう
自分で練習ノートを作るとなんとなく愛着を持て、練習にもより一層身が入ります。
私は以前、トリルの練習が退屈でしたが、自分でどのトリルをもっと練習しなければならないのかがわかり、トリルの練習が毎日続くようになりました。
練習ノートは綺麗に書こう
これは自戒の言葉でもあります。
誰かに見られた時にも恥ずかしくないよう綺麗に丁寧に書きましょう。
私は、自分の作った練習ノートが普通だと思っていましたが、こうして写真を撮ってブログに公開してみると、とても汚く、扱いも乱暴であると思いました。
人間性が出てしまいますので、誰かに覗かれても恥ずかしくないものを作るよう心がけてください。
まとめ:
以上、練習ノートを作る際にいくつか役立つコツをまとめてみました。
もし皆さんがもっと素敵な練習ノートを作ったら是非、ツイッターで教えてください!