春をテーマにしたクラシック曲(音源あり)
暖かい日が数日続いて、もう春になったかと思いきやまた急に寒くなって、なんだ、まだ春じゃなかったのか、と少しがっかりしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私が今住んでいる地域では、今朝はよく晴れて暖かかったのですが、いまふと窓の外を見たら雪が積もっていて驚きました。
数日前からなんとなく春の気配を感じており、鳥の鳴き声が冬の間よりも活発になったり地面の匂いがどことなく変わったような気がして、なんとなく気分も自然と明るくなります。
さて、もうすぐそこまで迫っている春のために、今回は春を題材にしたクラシック曲とフルートの曲を集めてみました。
とりあえず、有名どころを集めてみましたので、ぜひ春になったら演奏したり聴いてみてください。
この曲はイギリスの作曲家であるフレデリック・ディーリアスの音詩『小オーケストラのための2つの小品』の第1曲目です。
ディーリアスはイギリスに生まれ、アメリカ、ドイツ、フランスと生涯様々な地に住んでいますが、この『春初めてカッコウの声を聴いて』では、イギリスの庭園を思い起こすような牧歌的で美しい情景が浮かびます。
シューマン作曲、ハイネの詩による16の歌曲集『詩人の恋』の第1曲『美しい五月に』から始まります。
ドイツでは1年のうちおそらく1番美しい季節である五月に、詩人の恋も始まります。
やがて夏を迎える頃、彼の恋にも変化が訪れます。
シューマンといえば、交響曲第1番『春』も有名ですが、私の個人的な意見ではこの交響曲はあまり春っぽく無く、『詩人の恋』のほうが春に想いを馳せるにはぴったりだなあと思っています。
ご紹介するまでもなく有名な曲です。
一昔前ではイ・ムジチのCDが大変有名でしたが、最近ではピリオド奏法を始めさまざまな解釈が取り入れられ大変面白い録音も増えてきました。
リコーダーによる大変斬新で興味深い録音をごらんください。
フルートとピアノのための『クロウタドリ』です。
クロウタドリとはヨーロッパでは春になると大変美しい声でさえずる鳥です。
近づいてもなかなか逃げずにつぶらな瞳でこちらの様子を伺っていたり、忍者のようにサササッと地面を走ったり、また本当に美しい声でさえずったりと、メシアンがこの鳥を愛し、曲まで書いてしまったことが納得できます。
少し前までは、『クロツグミ』と間違って訳されていましたが、別の鳥です。
イースター(キリストの復活祭)は春に行われ、キリストの死と復活を描いた受難曲はこの時期に演奏されます。
ソプラノ、フルート、2本のコールアングレ(オーボエダカッチャ)という編成です。
直接は春とは関係無いのですが、この時期の定番曲ですので、ここに入れさせていただきました。
高木綾子さんがフルートで演奏して以来、フルーティストの間でも人気レパートリーとなった『春よ来い』です。
今回は上野くんの素晴らしい演奏です。
まだまだ寒い日が続きますが、風邪などひきませんよう。
私が今住んでいる地域では、今朝はよく晴れて暖かかったのですが、いまふと窓の外を見たら雪が積もっていて驚きました。
数日前からなんとなく春の気配を感じており、鳥の鳴き声が冬の間よりも活発になったり地面の匂いがどことなく変わったような気がして、なんとなく気分も自然と明るくなります。
さて、もうすぐそこまで迫っている春のために、今回は春を題材にしたクラシック曲とフルートの曲を集めてみました。
とりあえず、有名どころを集めてみましたので、ぜひ春になったら演奏したり聴いてみてください。
春をテーマにしたクラシック曲
1、ディーリアス:春初めてカッコウの声を聴いて
この曲はイギリスの作曲家であるフレデリック・ディーリアスの音詩『小オーケストラのための2つの小品』の第1曲目です。
ディーリアスはイギリスに生まれ、アメリカ、ドイツ、フランスと生涯様々な地に住んでいますが、この『春初めてカッコウの声を聴いて』では、イギリスの庭園を思い起こすような牧歌的で美しい情景が浮かびます。
2、シューマン:詩人の恋
シューマン作曲、ハイネの詩による16の歌曲集『詩人の恋』の第1曲『美しい五月に』から始まります。
ドイツでは1年のうちおそらく1番美しい季節である五月に、詩人の恋も始まります。
やがて夏を迎える頃、彼の恋にも変化が訪れます。
シューマンといえば、交響曲第1番『春』も有名ですが、私の個人的な意見ではこの交響曲はあまり春っぽく無く、『詩人の恋』のほうが春に想いを馳せるにはぴったりだなあと思っています。
3、ヴィヴァルディ:四季より『春』
ご紹介するまでもなく有名な曲です。
一昔前ではイ・ムジチのCDが大変有名でしたが、最近ではピリオド奏法を始めさまざまな解釈が取り入れられ大変面白い録音も増えてきました。
リコーダーによる大変斬新で興味深い録音をごらんください。
フルート曲
1、メシアン:クロウタドリ
フルートとピアノのための『クロウタドリ』です。
クロウタドリとはヨーロッパでは春になると大変美しい声でさえずる鳥です。
近づいてもなかなか逃げずにつぶらな瞳でこちらの様子を伺っていたり、忍者のようにサササッと地面を走ったり、また本当に美しい声でさえずったりと、メシアンがこの鳥を愛し、曲まで書いてしまったことが納得できます。
少し前までは、『クロツグミ』と間違って訳されていましたが、別の鳥です。
クロウタドリの鳴き声
メシアン:クロウタドリ(ガロワ)
2、マタイ受難曲より、アリア『愛ゆえに救い主は死にたもう』
イースター(キリストの復活祭)は春に行われ、キリストの死と復活を描いた受難曲はこの時期に演奏されます。
ソプラノ、フルート、2本のコールアングレ(オーボエダカッチャ)という編成です。
直接は春とは関係無いのですが、この時期の定番曲ですので、ここに入れさせていただきました。
1:44:15〜
3、松任谷由実:春よ来い
高木綾子さんがフルートで演奏して以来、フルーティストの間でも人気レパートリーとなった『春よ来い』です。
今回は上野くんの素晴らしい演奏です。
まだまだ寒い日が続きますが、風邪などひきませんよう。